auを解約するときの手順と注意するべき点

auを解約するときの手順と注意するべき点

 

auに契約していればauスマートバリューなどのauならではの特典を得られる半面、近年は格安SIMやdocomo、Softbankのキャンペーンなどありとあらゆるお得になるキャンペーンが増えてきました。

 

そこで、今回は「auから他社に乗り換えたい!」という方のためにauを解約する際に注意するべき点とその手順について解説しましたので是非参考にしてください。

 

解約する方法

解約には、ただ解約するだけの場合と、MNPで他のキャリアに転出する場合があります。

 

手続きが異なるので、確認しておきましょう。

 

1-1 解約するだけの場合

契約者本人がauショップに行って手続きする必要があります。

 

解約するときには、

 

  • 解約するスマホ
  •  

  • 印鑑
  •  

  • 身分証明書

 

3つを持っていきましょう。

 

身分証明書は氏名、生年月日、現住所が記載されていて有効期限内のものが必要です。

 

親のスマホを子供が解約する場合など、本人以外の代理人が解約に行く場合は、委任状と、親と代理人両方の身分証明書などが必要です。

 

子供が契約者になっている契約を解約する場合は、親権者が子供に同伴します。

 

子供が使用者で親が契約者なら、親だけで解約できます。

 

1-2 MNPで転出する場合

MNPで他社へ転出する場合は、auでMNP転出手続きを行います。

 

手続きでもらったMNP番号を使用して他社で新規契約した時点で、auは自動的に解約されます。

 

関連:解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ

 

 

auの携帯を解約する場合2パターンあるんだ。

 

それは「ショップまで行って解約する方法」と「MNPをする方法」

 

この2種類だね。


 

2.「2年縛り」について

auの携帯を解約するときには注意点があります。

 

それは「2年契約に気を付ける」という点です。

 

auに限らずネット回線事業の大半は2年契約が前提となります。

 

計約2年以内に解約した場合には違約金がかかってくるので必ず確認しましょう。

 

2-1 2年縛りってなに?

 

大手キャリアでの契約の多くは、基本的に2年間継続して契約することを前提に、割安なプランを適用しています。

 

2年以内に解約するときには「契約解除料金」を払う必要があります。

 

契約解除料は9,500円です。

 

 

2年縛りの対象となる契約には、2年毎に2ヶ月間の「契約更新月」があります。
その期間は、解約しても契約解除料金を払う必要はありません。

 

契約更新月がいつかは、Webやauカスタマーサービスへの電話などで確認できます。
ショップで聞くこともできます。

 

ただ、「他社からソフトバンクに乗り換えたら違約金はどうなる??全額負担してくれるって本当??」でも記載しましたが、Softbankに乗り換える場合は「高額キャッシュバック」で違約金を相殺させることもできますので、違約金を支払いたくない方は是非参考にしてみてください。

 

2-2 2年縛りの対象となるのは?

2年縛りの対象となるのは

 

  • 「誰でも割」
  •  

  • 「カケホ」
  •  

  • 「スーパーカケホ」

 

など、割安な料金プランを利用している場合です。

 

2年縛りは、これらの契約に加入した月からカウントします。

 

 

そのため、途中で割安なプランに変更した人は注意が必要です。

 

2-3 新2年契約ってなに?

 

2016年3月から、最初の2年を経過したユーザーは「新2年契約」にプランを変更することができます。

 

これは縛りがなく、いつ解約しても契約解除料がかからないプランです。

 

ただし新2年契約では月額基本料金が300円上がるので、2年以内に解約する予定のある方向けのプランです。

 

 

2年契約で契約更新月以外で解約した場合、9500円の違約金がかかってくるので気を付けよう。


 

3.端末残金について

端末を分割払いで購入していて全額を支払う前の場合、残金の支払い方法は2通りあります。

 

  • 解約後もそのまま分割払いする
  •  

  • 解約時に一括で支払う

 

ただし解約すると毎月割が終了するので、端末代金はこれまでより高くなってしまいます。

 

 

そのため、できるだけ安く解約したい場合は端末代金を払い終わってからの解約をおすすめします。

 

4.auを解約するベストタイミングは?

解約は、できるだけ契約更新月に行います。

 

さらに解約月の料金は日割り計算ではなく月額なので、月の初めに解約しても1ヶ月分の料金がかかります。

 

できれば月末に解約するとおトクです。

 

毎月割で端末を購入している場合も、注意が必要です。

 

端末代金が残っていれば、毎月割なしで一括、もしくは分割で支払う必要があります。

 

毎月割は解約月には適用されないので、解約月の請求額はかなり高くなってしまいます。

 

最適なタイミングは端末代金の精算後で、契約更新月にあたる期間です。

 

それ以外の期間で解約したい場合は、契約予定のプランと現在の支払額を比べてどちらが安くなるか確認してみましょう。

 

 

5.解約時の注意点

解約時には、au独自のサービスや割引は使えなくなります。

 

5-1 auポイント

スマホの契約を解約したらauポイント(au WALLET ポイント)も使えなくなります。

 

 

できれば、残っているauポイントは解約前に利用料金に当てたり、ポイント交換をしたりして使い切ってしまいましょう。

 

auポイントを契約解除料に使うことはできません。

 

au WALLETカードは解約後でも使えるので、auポイントをチャージしておくことはできます。

 

5-2 有料オプション

契約を解除すると、「auスマートパス」などの有料コンテンツも解約になります。

 

電子マネーは、場合により引き継ぎできない場合があります。

 

「auでんき」など合算による割引もなくなるので、注意してください。

 

6. auを解約するメリット、デメリット

解約したときのメリットやデメリットを紹介します。

 

6-1  auを解約するメリット

auを解約するメリットは以下のようになります。

 

  • 契約更新月に他社に乗り換えることによってキャンペーンの恩恵を受けられる
  •  

  • 格安SIMなどに乗り換えることによって料金をもっと抑えることができる

 

上記がauを解約するメリットです。

 

家の光回線がauひかりであった場合、auスマートバリューを引き続き適用させることができる等、継続して使うメリットもありますが、契約更新月は乗り換えたほうが結果的にキャッシュバックなどを貰えるので乗り換えをお勧めします。

 

6-2 auを解約するデメリット

 

  • au解約によりauスマートバリューの適用が不可になる
  •  

  • キャリアメールが使えなくなる

 

上記で書いた通り、auひかりなどKDDI系列のサービスを利用している場合、auスマートバリューが適用できなくなります。

 

また、今までキャリアメールを使っていた場合、キャリアメールを手放すことになります。

 

とはいえ、キャリアメールに関しては現在はGmailやyahooメールといったクラウド型のメールサービスやLINEなどのSNSがありますのでそちらをメインで使えば特に問題はないかと思います。

 

7.MNPについて

MNPでauを解約する場合には、先にauでMNPを使って転出する手続きを行い、予約番号をもらいます。

 

その後、転出先のキャリアで予約番号を使って新規契約することで、auが解約され、新しいキャリアに番号が引き継がれます。

 

auから転出するときに転出手数料が3,000円かかります。

 

また転入先でも3,000円程度の手数料が発生します。

 

 

8.まとめ

スマホの契約はauに限らずどこも複雑で、解約にもコツがいります。

 

なるべく解約時に料金がかからないタイミングを選ぶため、事前にしっかり下調べしてから解約を行いましょう。

 

なお、解約からSoftbankに乗り換える際は「auからソフトバンクにMNPで乗り換える手順!キャッシュバックを貰って乗り換え!」を参考にしてください。

 

参照
解約する場合、どうすればよいか
解約前のご注意事項、お手続き方法のご案内